2025.10.13
「インターに通わせたいけれど、うちの子に合っているのかな?」
「英語が話せないとついていけないのでは?」
そんな不安を感じている保護者の方は少なくありません。
この記事では、インターナショナルスクール(以下、インター)に向いている子・合いづらい子の特徴を7つの視点からわかりやすく紹介します。
さらに、入学前にできる準備や、家庭でできるサポート方法も具体的にお伝えします。
あなたのお子さまが「自分らしく学び、輝ける環境」を見つけるための参考にしてください。
インターナショナルスクールとは、英語を主な言語として多国籍の子どもたちが共に学ぶ学校です。
かつては海外勤務の家庭や帰国子女が中心でしたが、今では日本人家庭の入学希望が急増しています。
学校によっては複数の国籍が集まり、授業も行事も多文化そのもの。
まさに「小さな国連」のような環境で、子どもたちは毎日、異なる価値観と出会いながら成長します。
「グローバルな環境で、のびのびと学んでほしい」
そう願う保護者にとって、インターは魅力的な選択肢のひとつです。
ここ数年でインター人気が急上昇しています。
その背景には次のような社会的な流れがあります。
英語力を育てるだけでなく、
「多様な価値観を受け入れる姿勢」「自分で考え、発信する力」
を養う教育として、注目が高まっているのです。
| カリキュラム | 特徴 | 向く子どものタイプ |
|---|---|---|
| IB(国際バカロレア) | 探究・発見・発表型の学習 | 「なぜ?どうして?」が多い子、自分で調べたい子 |
| アメリカン・スクール | 個性尊重・表現重視 | 活発でプレゼンや発表が得意な子 |
| ブリティッシュ・スクール | 学問的・段階評価が厳格 | コツコツ型で計画的な子 |
| バイリンガルスクール | 日本語・英語を併用 | 両文化を行き来したい子、帰国子女など |
同じ“インター”でも教育方針はさまざま。
お子さまの性格と学校の方針が一致しているかどうかが、最も大切なポイントです。
迷ったら、まずは学校説明会やオープンキャンパスで「先生と生徒の距離感」を観察してみましょう。
学びの雰囲気が、お子さまに合うかどうかを感じ取るヒントになります。
「成績が良ければ通える」というわけではありません。
インターで伸びやすい子には、環境を楽しみながら成長できる特性があります。
英語で遊ぶ・聞く・話すことを「楽しい」と感じる子。
最初は単語やジェスチャーでも、好奇心があればどんどん吸収します。
完璧な英語でなくても大丈夫。
「話したい」「伝えたい」という気持ちがあれば、言葉は後からついてきます。
クラス替え・転校・先生の交代が日常。
環境の変化を前向きに受け止められる子は、インターに馴染みやすいです。
IBなど探究型教育では、「自分の興味」から学びが始まります。
本や映像で調べるのが好きな子は、伸び方が早い傾向です。
宿題やプロジェクトを“自分のペースで進める”場面が多く、計画性が育ちます。
多国籍の友人と過ごすからこそ、“違い”を受け入れられる子は信頼を得やすいです。
成果を「比べる」よりも「積み重ねる」タイプが、モチベーションを維持しやすいです。
「入学当初は発言できずにいた娘が、半年後には『今日は私が発表したい!』と手を挙げるようになりました。
失敗しても笑い合える雰囲気があったからこそ、英語力以上の自信が育ったと思います。」
このように、インターでは学力よりも環境への前向きさが成長を後押しします。
英語に苦手意識が強い
新しい環境が不安
大人数のディスカッションが苦手
こうした場合も、少しずつ環境に慣れていけば問題ありません。
短期サマースクールで体験から始める
家庭で英語環境をつくる(英語の絵本やYouTubeなど)
バイリンガル校で段階的に慣らす
「合いづらい」と思うのは一時的なこと。 大切なのは、お子さまの“ペース”を尊重することです。
| ステップ | 目的 | チェックポイント |
|---|---|---|
| STEP1 | 子どもの興味を観察 | 英語や異文化に興味があるか |
| STEP2 | 家庭環境の整理 | 費用・通学・学習サポート体制 |
| STEP3 | 学校見学・体験参加 | 校風・教師の対応・生徒の雰囲気 |
実際に学校を見て「ここなら子どもが笑顔で通えそう」と思えるかが、最も確かな判断基準です。
毎日10分、英語に触れる時間を作る
YouTubeで英語の歌を流したり、英語絵本を読むだけでも効果的。
「頑張った過程」を褒める
「正解だった」より「よく挑戦したね」と声をかけることで、自信が定着します。
親も一緒に楽しむ姿勢を見せる
「ママも知らなかった!」と共感することで、学ぶことが楽しいと感じやすくなります。
子どもは“親の表情”を見て学びます。
英語が得意でなくても、楽しむ姿勢が最大のサポートです。
インター卒業生は、海外大学進学だけでなく、
早稲田・上智・ICUなど国内の英語プログラムでも高い評価を受けています。
進学後は、
・国際機関やNGO
・外資系企業
・スタートアップや国際系メディア
など、多様な道へ進む例が増えています。
「英語が話せるから」ではなく、「自分の考えを持てるから」選ばれる。
それがインター教育の強みです。
インターに向いている・合いづらいという基準は、単なるチェック項目ではありません。
一番大切なのは、お子さまが生き生きと学べる環境かどうかです。
もし入学後に壁があっても、それは成長の途中段階。
焦らず、家庭と学校が協力しながら支えていけば、子どもは必ず自分のペースで伸びていきます。
「できるようになる」よりも、「学ぶことが楽しい」と感じること。
それこそが、インターで育つ“本当の力”です。